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以下、ヤフーニュースより
野球の神様が与えてくれたセーブだろうか。1日・横浜戦の九回、5点をリードした。出番はないはずだった。ましてやセーブは望むべくもなかった。だが、阪神・藤川に出番が回ってきた。マウンドに立ちセーブを手にした。中日・岩瀬のシーズン46セーブ(05年)の日本記録に王手をかける45セーブ目を挙げた。
最後を締めるはずのダーウィンがまさかの3連打を浴びて4点差になった。無死一、三塁。セーブがつく。岡田監督がベンチを出た。迷わず藤川投入だ。
まずは金城を二ゴロ併殺に仕留めた。1点を取られたが、次で終わり…と思いきや、4番・村田に一発を浴びる。だが、表情ひとつ変えず、守護神は剛球を投げ込んだ。4時間を超える激闘のラストをしっかりと締めた。
「勝てばいいんですよ、なんぼ打たれても。うまいこと打たれました。でも相手も4番なんですから」。試合後は思わず照れ笑いが出た。
今季は打ち込まれることもあった。だがうつむくことなく、相手に向かい続けた。そんな姿勢を貫いたからこそ、幸運がめぐってきたのかもしれない。岡田監督も「(セーブ)ついた?ブルペンで(ダーウィンや藤川が)話合わせとったんちゃうか」とジョークを飛ばした。セーブの条件を勘違いし、球児を投入したこともあったが、今回はバッチリだ。そして「可能性があるんやから」と、あと2試合でのセーブ日本新記録達成へ手を尽くすつもりだ。もちろん藤川はいつでもスタンバイOKだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071002-00000016-dal-base